欲張ってもいい、自分に素直でいい。
おいしい女になって「私」を味わい尽くそう。
あなたと同じ夜、同じ月の下に、彼女たちもいる。
とある東京の古びた日本家屋の一軒家、通称"モチの家"。
家の主は雑文筆家である、古書店を営む・敦子(トン子)。
女主人はおいしい料理を作って、迷える女たちを迎え入れる。男をよせつけない書籍編集者、いけない魅力をふりまくごはんやの女将、2児の母であり夫と別居中のパーツモデル、ぬるい彼に物足りないドラマ制作会社AP、求められると断れない古着セレクトショップ店員、料理ができないあまり夫に逃げられた主婦、BARの手伝いをしながら愛をつらぬくタフな女・・・。
今日も、人生に貪欲で食欲旺盛な女たちの心と体を満たす、おいしくて、楽しい宴が始まる。